たつひとの合気技法 くっつけ投げ
くっつけ投げは,合気動作のくっつけ動作を使って相手を投げます。合気道エッセイ その1:⑩ 手がくっついたまま離れない に簡単に「くっつけ合気」の内容を紹介しています。
逆半身片手取り甲くっつけ側面突き出し投げ
鳥海幸一先生技 20230603
技の動きの説明
右半身スタート
(受けの動き) 受けは,左手で仕手の右手首を取りに行きます。
(捌き) 相手の前腕の下部に下方から甲を押し当て,相手の頭の上方向,両肩を結ぶ方向へ伸張力を用いて上げていきます。相手の腕がそれ以上上がらないところまであげ,さらに相手の側面真中に突き出し気味にさらに上げます。これにより近い方の相手の足から相手の遠い足に重心を移動させます。(投げ) その状態で,甲から相手の前腕を相手の側面真中を突き出し投げます。投げは,送足で歩を進めます。
(受けの受身の方法) 重心が載った足を宙で折りたたみ,側方受身で受身を取ります。重心が載った足をそのままに受身をとると側面回転受身となりかなり大きな受身となり,危険が伴います。
ポイント
・相手の側面真中を突くのがポイント。受けは,左右に体を逃すことができない。
→くっつけ投げ
・手が外れたら,脇を押す。
・投げの時の運足: 鳥海先生は歩足で歩を進める。高橋は送足で歩を進める。
高橋達人 tatsuaiki7@gmail.com