東工大合気道部創生記 目次

創部の歴史

1966年
(昭和41年)
昭和41年熊本大学卒業後,東工大の研究室に
研究生として在籍した上田昭夫 うえだあきお 氏が,
当時,空手部に在籍していた綾野哲雄 あやのてつお 氏 (初代主将,監督) を
誘い大岡山で合気道の稽古を始める。
上田氏は熊本市内の合気道砂泊 すなどまり 道場で修業し有段者。
熊本大学合気道部元主将。

東工大合気道同好会発足 (11月)
上田氏が本部道場と交渉し,
合気会本部道場から今泉鎮雄 いまいずみしずお 師範が指導に。
1967年
(昭和42年)
熱心な勧誘が実り,初の1年生部員 (10人) を迎える。
6月の全学祭(今の工大祭)で
合気会の植芝吉祥丸本部道場長 (後の二代目道主) が
記念講堂で合気道の模範演武。
初の夏季合宿 (千葉・九十九里海岸)
1968年
(昭和43年)
部員,順調に増え25人を超す。
夏季合宿 (長野・菅平 すがだいら)
1969年
(昭和44年)
大学紛争の後遺症で新1年生部員3人。初の有段者誕生,
夏季合宿 (長野・夜間瀬 よませ 7月7日-14日) 活動が認められ,合気道部に昇格
合気道開祖 植芝盛平 うえしばもりへい 翁逝去 享年86歳 (1883年12月14日-1969年4月26日)
1970年
(昭和45年)
機械工学科の室田忠雄教授が初代の部長に,夏季合宿 (長野・佐久)
1971年
(昭和46年)
部員30人超に,夏季合宿 (長野・飯山) に部員27人参加。

(東工大合気道部 50周年記念誌を元に補遺)

東工大合気道同好会合気道部 設立当時のお話です。

創部時代の合気道

前列中央が今泉鎮雄師範,三列目一番左が合気道部設立者の綾野哲雄さん/1972年夏合宿

合気道部創生期にご尽力いただいた皆さんとその後

 合気道部設立から55周年を終え,60年に向かっています。
現在の合気道部創生期にご尽力いただいた方々の現在についてお伝えします。

高橋達人 tatsuaiki7@gmail.com